研究内容

/ Our Research

研究内容2021-02-08T17:12:25+09:00

戸野倉研究室での研究内容

我々は大気環境・安全安心・先端計測技術について物理化学,反応工学,分光学の立場から研究しています.


自然起源からの温室効果気体量の推定

泥炭地や森林火災から発生する温室効果気体の量は、人為起源による量と匹敵していると考えられていますが、その詳細は不明です。泥炭地での現地調査や広域二酸化炭素観測に基づいた自然起源の温室効果ガスの発生量の推計手法の開発を行っています。

温室効果気体中の安定同位体計測

温室効果気体の安定同位体比を測定することにより、その発生源の特定や、大気中の物質循環を調べることが可能です。従来法では、現場でのリアルタイム測定が出来ない、分析サンプルの前処理が複雑である等の問題がありました。本研究室では、近赤外レーザーを基盤とした二酸化炭素中のリアルタイム安定同位体計測装置の開発に成功し、同装置を用いた二酸化炭素の環境動態解析を行っています。

自動車排出ガス計測

自動車から排出される微量気体成分の計測を下記に示した研究室で開発した装置を用いて交通安全環境研究所と共同で行っています。

中赤外量子カスケードレーザーを用いた大気中の窒素酸化物濃度測定装置の開発

大気中のNOやNO2といった窒素酸化物(NOx)は,ppbレベルの微量気体でありながら光化学スモッグや酸性雨など環境問題を引き起こす物質として注目されており,NOxの高感度大気濃度測定が求められています.
本研究では中赤外波長の量子カスケードレーザーを用いた吸収分光法による測定装置開発に取り組んでいます.物質中に光を通すと光の一部が吸収され,その吸収量は吸収物質の濃度および光路長に比例するという性質があります(Lambert-Beer則).よって,吸収された光の量を測定することで目的物質の濃度が分かり,また光路長を長くして吸収を大きくすることで装置の測定感度を上げることができます.小型の装置で長い光路を確保するため,セルの両端に高反射率ミラーを設置しセル内で光を往復させることにより光路長を稼ぎます.
Fig. 1に実験装置の概略図を示します.セル内に気体を流しながらレーザー光を通し,セルから出てきた光を検出します.セル内にNOxがある場合とない場合について検出光強度を測定すれば,NO/NO2による光の吸収量が分かります.
これまでに光路長数kmのキャビティーリングダウン分光法(CRDS法)による測定(写真:Fig. 2)を行い,ppbレベルでのNOxの検出に成功しました。シャーシダイナモメーターを用いた自動車排ガスの計測による装置の性能評価を行い、大気計測に応用します。

NOx計測装置模式図

Fig. 1 NOx計測装置図

CRDS法

Fig. 2 CRDS法を用いた計測装置

大気中揮発性有機化合物計測のための可搬型光イオン化飛行時間質量分析計の開発

対流圏大気中の揮発性有機化合物(VOCs)は浮遊粒子状物質や光化学オキシダントの生成に大きく関わっており,その組成や濃度を把握することは対流圏大気化学を理解する上で重要です.
そこで,本研究室では大気中のVOCsのリアルタイム計測を目的に,真空紫外-光子イオン化法と飛行時間質量分析法を組み合わせた可搬サイズの分析装置を開発しています.
「真空紫外-光子イオン化法」は,イオン化の過剰エネルギーを低く抑えるイオン化(ソフトイオン化)で,フラグメントイオンの生成を抑制できます.Nd:YAGレーザーの三倍波(355 nm)からのXeによる第三高調波発生法により得られる118 nm(10.5 eV)の真空紫外光をイオン化に利用しています.
「飛行時間質量分析法」は,イオンの透過率が高く,一回の測定で質量スペクトル全体を取得することができるという利点があります.また,リフレクター(静電ミラー)を利用して飛行距離を長くすることにより質量分解能の向上と省スペースを両立させています.本研究室で開発した装置(写真)は質量分解能800(m/z = 112)であり,VOCsの検出下限は数ppbv(5秒積算)を達成しています.

VUV-TOFMS模式図

VUV-TOFMS模式図

超臨界技術を利用したエアロゾル組成解析

大気エアロゾルは、健康影響ならびに気候変動に大きな影響を及ぼすことが知られている。エアロゾルの組成により環境影響の度合いは大きく異なるのでエアロゾルの環境影響評価にはその組成を詳細に知る必要がある。例えば、中国大陸からの黄砂粒子と都心部での2次有機エアロゾルでは異なった環境影響を引き起こす。このような観点から本研究室では、以下のエアロゾル組成解析新技術の開発を行っている。

  • 超臨界CO2抽出と質量分析を組み合わせた大気エアロゾル組成解析の新規技術の開発

中赤外吸収分光法を用いたヒドロペルオキシラジカルの検出及びその反応に関する研究

多重反射時のミラー上He-Neレーザースポット

He-Neレーザースポット

対流圏・成層圏におけるHOXサイクルはオゾンの生成・消失,揮発性有機化合物(VOC)の酸化反応などに関わり,大気中で重要な役割を果たします.そのため,HOXサイクルの反応機構解明は非常に重要な問題となっています.
本研究ではHO2を新たに中赤外吸収分光法を用いて検出し,その反応の解明を目指します.中赤外光はHO2の吸収が強いため,感度良く検出できることが期待されます.新規レーザー光源である量子井戸レーザーを用いたHO2の高感度検出が可能な新たな装置を開発しました.

装置全体図

装置全体図

化学反応実験より見積もったHO2-H2O錯体濃度

HO2-H2O錯体濃度の予測値

代替フロンの地球環境影響評価

フッ化炭化水素(hydrofluorocarbon、HFC)や、ポリフッ化アルコール(polyfluoroalcohol,PFA)は代替フロンの候補であり、電子部品洗浄剤、熱媒体、潤滑剤の溶媒として期待されている。HFCとPFAは分子骨格中に塩素を含んでいないためオゾン層破壊は避けることができるが、赤外域に強い吸収を持つため地球温暖化物質であると評価されている。また、環境に放出された際の、環境影響については十分理解されていない。代替フロンの大気化学反応により生成するフッ素含有カルボン酸が生態系に影響を及ぼすしていることが報告されている。HFCとPFAを工業プロセスの中でフロン代替物 として実際に使用する場合には、環境に与える影響ができるだけ小さくかつできる限り地球温暖化係数が低いものを用いることが求められている。本研究室では、これらの評価を以下の点から行っている。

  • 代替フロンの大気寿命、地球温暖化係数およびオゾン破壊係数の評価
  • 代替フロンの大気化学反応機構の解明
代替フロンの大気化学反応

代替フロンの大気化学反応

高感度分光計測法を用いた大気化学・燃焼化学機構の解明

近年、都心で漸増している光化学スモッグの原因の解明を化学反応の立場から研究している。都市大気環境の問題は、産業型の大気問題から都市型への問題へと移り変わっている。すなわち、我々が日常生活で使っている化学物質の大気への排出が原因であると考えられている。本研究室では、これらの問題を解決すべく、化学物質の大気放出に伴って起こる化学反応を反応速度論の立場から研究している。
自動車燃料には30-40%程度芳香族炭化水素が含有されている。芳香族炭化水素の大気酸化過程や燃焼反応過程についての研究を実験および理論の両面からのアプローチにより行っている。下図は、自動車燃料由来の芳香族炭化水素の酸化過程である。

芳香族炭化水素の酸化過程

芳香族炭化水素の酸化過程

  • 対流圏及び燃焼反応における炭化水素ラジカルの酸化反応機構の解明

煤の生成メカニズムの解明

煤生成メカニズム

煤生成メカニズム

 現在,内燃機関(エンジン)において火花点火機関より燃料消費率の低い(つまり,二酸化炭素排出量が低い)ディーゼル機関が着目されています.しかし,ディーゼル機関では不完全燃焼により発生する「煤」が大きな問題となっています.現状の煤排出量を抑制する方法としてはDPF(Diesel Particulate Filter)が用いられています.DPFは約90%の煤をトラップすることで排気ガスをクリーンにできますが,定期的にDPFを交換しなければいけないという欠点が存在します.
そこで,現在,ディーゼル機関内の燃焼を制御する事で煤生成量を抑制する手法が求められています.本研究では,煤生成量を左右するディーゼル機関内の燃焼現象を理解するために,3つの分析装置(TOF-MS,SMPS,ATOF-MS)を用いて煤を分析し,煤生成メカニズムの解明を行っております.

コンピュータ支援による薬品管理システムの構築

東京大学薬品管理システム(UTCRIS)の構築・運用を行っています。

論文(査読付き)2011年以降

2021

  • Mingxi Hu, Junting Qiu, Kenichi Tonokura, Shinichi Enami, “Aqueous-phase fates of α-alkoxyalkyl-hydroperoxides derived from the reactions of Criegee intermediates with alcohols”, Phys. Chem. Chem. Phys. Accepted.
  • Ryuichi Wada, Kenichi Tonokura, Shohei Koba, Tomonobu Imamura, Kosuke Naka, Hiroshi Ushiyama, Koichi Yamashita, Yutaka Matsumi, Shinichi Enami, Paul W. Seakins, “Theoretical Study on the Enthalpies of Adduct Formation between Alkyl Iodides and Cl atoms”, Chem. Phys. Lett. 762, 138140 (2021).

2020

  • Mingxi Hu, Kunpeng Chen, Junting Qiu, Ying-Hsuan Lin, Kenichi Tonokura, Shinichi Enami, “Temperature Dependence of Aqueous-Phase Decomposition of α-Hydroxyalkyl-Hydroperoxides”, J. Phys. Chem. A, 124, 10288-10295 (2020).
  • Ryuichi Wada, Yutaka Matsumi, Hiroyuki Yamada, Hisakazu Suzuki, Yasuo Moriyosh, Kenichi Tonokura, Yasuyuki Itano, Seiichiro Yonemura, “Development of a fast analytical instrument for the detection of NO, NO2 and O3 and application at a mountain roadside”, International Journal of Automotive Engineering, 11, 193-199 (2020).
  • Hiroo Hata, Syun-ya Tanaka, Genta Noumura, Hiroyuki Yamada, Kenichi Tonokura , “Evaluation of gasoline evaporative emissions from fuel-cap removal after a real-world driving event”, Atmosphere, 11, 1110 (2020).
  • Junting Qiu,  Kenichi Tonokura, Shinichi Enami, “Proton-Catalyzed Decomposition of α-Hydroxyalkyl-Hydroperoxides in Water”,   Environ. Sci. Tech. 54, 10561-10569 (2020).
  • Hiroo Hata, Kazuya Inoue, Kazuo Kokuryo, Kenichi Tonokura, “Detailed Inventory of the Evaporative Emissions from Parked Gasoline Vehicles and an Evaluation of Their Atmospheric Impact in Japan”,  Environ. Sci. Tech. 54, 5947-5953 (2020).
  • Junting Qiu, Zhancong Liang, Kenichi Tonokura, Agustín J. Colussi, Shinichi Enami,”Stability of Monoterpene-Derived α-Hydroxyalkyl-Hydroperoxides in Aqueous Organic Media – Relevance to the Fate of Hydroperoxides in Aerosol Particle Phases”,  Environ. Sci. Tech. 54, 3890-3899 (2020).
  • Maya Minamida, Kotaro Tanaka, and Kenichi Tonokura, “Kinetic study of the oxidation reaction of 4-methylphenyl radical”, Int. J. Chem. Kinet. 52, 77-83 (2020).

2019

  • 中川雄貴,井上和也,山田裕之,戸野倉賢一,“自動車給油時の燃料蒸発ガス低減が大気環境に与える影響の試算”,自動車技術会論文集,50, 1458-1462 (2019).
  • Junting Qiu, Shinnosuke Ishizuka, Kenichi Tonokura, Agustín J. Colussi, Shinichi Enami, “Water Dramatically Accelerates the Decomposition of α‑Hydroxyalkyl-Hydroperoxides in Aerosol Particles”, J. Phys. Chem. Lett. 10, 5748-5755 (2019).
  • Junting Qiu, Shinnosuke Ishizuka, Kenichi Tonokura, Kei Sato, Satoshi Inomata, Shinichi Enami, “Effects of pH on Interfacial Ozonolysis of α-Terpineol” , J. Phys. Chem. A, 123, 7148-7155 (2019).
  • Kazuya Inoue, Kenichi Tonokura, Hiroyuki Yamada, “Modeling study on the spatial variation of the sensitivity of photochemical ozone concentrations and population exposure to VOC emission reductions in Japan”, Air Qual. Atmos. Health, 12, 1035-1047 (2019).
  • Junting Qiu, Shinnosuke Ishizuka, Kenichi Tonokura, Shinichi Enami, “Interfacial vs Bulk Ozonolysis of Nerolidol”, Environ. Sci. Tech. 53, 5750-5757 (2019).
  • Hiroo Hata, Koich Yanai, Masahiko Kugata, Hiroyuki Yamada, Genta Noumura, Kenichi Tonokura, “Modeling evaporative emissions from parked gasoline cars based on vehicle carbon canister experiments”, Sci. Total Environ. 675, 679-685 (2019)
  • Hiroo Hata, Kenichi Tonokura, “Impact of next-generation vehicles on tropospheric ozone estimated by chemical transport model in the Kanto region of Japan”, Sci. Reports 9, 3573 (2019).
  • Junting Qiu, Kenichi Tonokura, “Detection of the simplest Criegee intermediate CH2OO in the ν4 band using a continuous wave quantum cascade laser and its kinetics with SO2 and NO2”, Chem. Phys. Lett. X, 2, 100019 (2019).
  • Yuta Matsumoto, Rumiko Hayashi, and Kenichi Tonokura, “Supercritical water oxidation as a pretreatment method for stable carbon isotope ratio analysis of rice”, J. Chem. Eng. Jpn. 52, 83-88 (2019).

2018

  • Junting Qiu, Shinnosuke Ishizuka, Kenichi Tonokura, Agustín J. Colussi, and Shinichi Enami, “Reactivity of Monoterpene Criegee Intermediates at Gas–Liquid Interfaces”, J. Phys. Chem. A, 122, 7910-7917 (2018).
  • Junting Qiu, Shinnosuke Ishizuka, Kenichi Tonokura, Shinichi Enami, “Reactions of Criegee Intermediates with Benzoic Acid at the Gas/Liquid Interface” , J. Phys. Chem. A, 122, 6303– 6310 (2018).
  • Windy Iriana, Kenichi Tonokura, Gen Inoue, Masahiro Kawasaki, Osamu Kozan, Kazuki Fujimoto, Masafumi Ohashi, Isao Morino, Yu Someya, Ryuichi Imasu, Muhanmmad Arif Rahman, and Dodo Gunawan, “Ground-based measurement of column-averaged mixing ratios of carbon dioxide in the peatland fire-prone area of Central Kalimantan in Indonesia”, Sci. Reports, 8, 8437 (2018).
  • Hiroyuki Yamada, Satoshi Inomata, Hiroshi Tanimoto, Hiroo Hata, and Kenichi Tonokura, “Estimation of refueling emissions based on theoretical model and effects of E10 Fuel on refueling and evaporative emission from gasoline cars”, Sci. Total Environ. 622-623, 467-473 (2018).
  • Hiroo Hata, Hiroyuki Yamada, Kazuo Kokuryo, Megumi Okada, Chikage Funakubo, and Kenichi Tonokura, “Estimation model for evaporative emissions from gasoline vehicles on the basis of the theory of thermodynamics”,  Sci. Total Environ. 618, 1685-1691 (2018).

2017

  • Chikara Hashimoto, Kenichi Tonokura, “Development of a real-time measurement device of atmospheric carbon monoxide combined with mid-infrared wavelength modulation spectroscopy”, Chem. Lett. 46, 1501-1503 (2017).
  • Kotaro Tanaka, Kai Miyamura, Kazushi Akishima, Kenichi Tonokura, and Mitsuru. Konno, “Measurement of ethylene in combustion exhaust using a 3.3-μm distributed feedback interband cascade laser with wavelength modulation spectroscopy”, Appl. Phys. B, 123, 219 (2017).

2016

  • Kotaro Tanaka, Kai Miyamura, Kazushi Akishima, Kenichi Tonokura, and Mitsuru Konno, “Sensitive measurements of trace gas of formaldehyde using a mid-infrared laser spectrometer with a compact multi-pass cell”, Infrared Phys. Technol., 79, 1-5(2016).
  • Windy Iriana, Kenichi Tonokura, Masahiro Kawasaki, Gen Inoue, Kitsuo Kusin, and Suido H. Limin, “Measurement of carbon dioxide flux from tropical peatland in Indonesia by nocturnal temperature-inversion trap method”, Environ. Res. Lett., 11, 095011 (2016).
  • Yoshiko Tsuji, Kenichi Tonokura, Rumiko Hayashi, “Chemical substances management system at the University of Tokyo”, J. Environ. Safety, 7, 129-131 (2016).
  • Hiroyuki Yamada, Rumiko Hayashi, Kenichi Tonokura, “On-road NO2 and particle number concentrations regarding their potential impacts on in-vehicle air qualities”, Sci. Total Environ., 563-564, 944-955 (2016).
  • Kunihiro Funasaka, Daichi Asakawa, Yuichiro Oku, Naoya Kishikawa, Yuya Deguchi, Nobuyuki Sera, Tetsurou Seiyama, Kazunori Horasaki, Keiichi Arashidani, Akira Toriba, Kazuichi Hayakawa, Masanori Watanabe, Hiroyuki Kataoka, Takako Yamaguchi, Fumikazu Ikemori, Yohei Inaba, Kenichi Tonokura, Masayuki Akiyama, Osamu Kokunai, Souleymane Coulibaly, Tomohiro Hasei, Tetsushi Watanabe, “Spatial correlativity of atmospheric particulate components simultaneously collected in Japan.”, Environ. Monit. Assess., 188, 85 (2016).
  • Kenichi Tonokura and Ryo Takahashi, “Pressure broadening of the ν1 band of nitrous oxide by carbon dioxide”, Chem. Lett., 45, 95-97 (2016).

2015

  • Tomomi Kinoshita, Kenichi Tonokura, Ikuyu Shibata, Etsu Yamada, Sizuaki Murata, Michiaki Matsumoto, Masaya Sawamura, Hiroyuki Nakagawa, Kengo Morimoto, and Akio Koyama, “Management of chemicals for safety and education in laboratory”, J. Environ. Safety, 6, 81-84 (2015).

2014

  • Maya Minamida, Kenichi Tonokura, “Measurements of Air Broadening Coefficients of Hydroperoxyl Radical in the ν3 band”, J. Quant. Spectrosc. Radiat. Transfer, 148, 65-69 (2014).
  • Xuwsong Guo, Tomoki Nakayama, Hiroyuki Yamada, Satoshi Inomata, Kenichi Tonokura, Yutaka Matsumi, “Measurements of light absorbing properties of diesel exhaust particles using a three wavelength photoacoustic spectrometer”, Atmos. Environ. 94, 428-437 (2014).
  • 田中光太郎,児島涼太,宮村 芽維,金野 満,戸野倉賢一, “半導体レーザー吸収分光法の自動車排気中二酸化炭素安定炭素同位体比連続計測への応用”, 日本燃焼学会誌,176,166-177 (2014).
  • 山田裕之,猪俣敏,戸野倉賢一, “日本国内におけるガソリン自動車からの蒸発ガス排出総量推計手法の開発”, 自動車技術会論文集,45, 443-449 (2014).
  • Kotaro Tanaka, Kenshi Takahashi, Kenichi Tonokura, Hiroaki Sugiyama, Nobuo Nakano, and Yukio Nakano, “Detection of Stable Carbon Isotopes of Methane with a 2.4μm Distributed Feedback Laser”, J. Quant. Spectrosc. Radiat. Transfer, 133, 670-674 (2014).

2013

  • Kotaro Tanaka,Ryota Kojima, Kenshi Takahashi, and Kenchi Tonokura, “Continuous measurements of stable carbon isotopes in CO2with a near-IR laser absorption spectrometer”, Infrared Phys. Technol. 60, 281-287 (2013).
  • 冨安文武乃進,野原正雄,安達毅,布浦鉄兵,中島典之,戸野倉賢一,刈間理介,横山道子,吉川健,辻佳子,山本和夫,新井充,尾張真則, “東京大学における実験系不明廃棄物の回収と処理”, 環境と安全,4, 25-37(2013).
  • Yosuke Sakamoto,Shinichi Enami, and Kenichi Tonokura,“Enhancement of gaseous iodine emission by aqueous ferrous ions during the heterogeneous reaction of gaseous ozone with aqueous iodide”, J. Phys. Chem. A 117, 2980-2986 (2013).

2012

  • 田中光太郎,高橋けんし,戸野倉賢一, “近赤外レーザー吸収分光法による大気中の二酸化炭素安定炭素同位体比計測装置の開発”, 日本機械学会論文集(B編)78, 56-60 (2012).
  • Yukio Yamamoto, Yasuaki Kambe, Hiroyuki Yamada, and Kenichi Tonokura, “Measurement of volatile organic compounds in vehicle exhaust using single photon ionization time-of-flight mass spectrometry”,  Anal. Sci. 28,385-390 (2012).
  • Yasuaki Kambe, Yukio Yamamoto, Hiroaki Yamada, and Kenichi Tonokura, “Measurement of gas- and particle-phase organic species in diesel exhaust using vacuum ultraviolet single photon ionization time-of-flight mass spectrometry”, Chem. Lett. 41, 292-294 (2012).
  • Yasuaki Kambe, Yotsumi Yoshii, Kenshi Takahashi, and Kenichi Tonokura, “Monitoring of atmospheric nitrogen dioxide by long-path pulsed differential optical absorption spectroscopy using two different light paths”, J. Env. Monitor. 14, 944-950 (2012).
  • Yosuke Sakamoto, Kenichi Tonokura, “Measurements of the absorption line strength of hydroperoxyl radical in the ν3 band using a continuous wave quantum cascade laser”, J. Phys. Chem. A, 116, 215-222 (2012).
  • 山田裕之,林瑠美子,戸野倉賢一, “道路上でのNO2濃度状況とその走行中車室内および周辺生活環境への影響” , 大気環境学会誌,47, 67-74 (2012).
  • Kotaro Tanaka, Miwako Ando, Yosuke Sakamoto, and Kenichi Tonokura, “Pressure dependence of phenylperoxy radical formation in the reaction of phenyl radical with molecular oxygen”, Int. J. Chem. Kinet. 44, 41-50 (2012).

2011

  • Yukio Yamamoto, Hiroshi Sumizawa, Hiroyuki Yamada, and Kenichi Tonokura, “Real-time measurement of nitrogen dioxide in vehicle exhaust gas by mid-infrared cavity ring-down spectroscopy”, Appl. Phys. B 105, 923-931(2011).
  • Kotaro Tanaka and Kenichi Tonokura, “Sensitive measurements of stable carbon isotopes of CO2 with wavelength modulation spectroscopy near 2 mm ”, Appl. Phys. B 105, 463-469 (2011). (selected as a research highlight in Nature Photonics)
  • Hiroyuki Suzuki, Yuka Miyao, Tomoki Nakayama, Julie K. Pearce, Yutaka Matsumi, Kenshi Takahashi, Kazuyuki Kita, and Kenichi Tonokura, “Comparison of laser-induced fluorescence and chemiluminescence measurements of NO2 at an urban site”, Atoms. Environ. 45, 6233-6240 (2011).
  • Yosuke Sakamoto, Kotaro Tanaka, Takashi Asakawa, and Kenichi Tonokura, “Wavelength modulation spectroscopy detection of N2O using mid-infrared laser from a direct-bonded quasi-phase-matched LiNbO3 ridge waveguide”, Jpn. J. Appl. Phys. 50, 062401 (2011).
  • Jia-Hua Xing, Kenshi Takahashi, Akihiro Yabushita, Takashi Kinugawa, Tomoki Nakayama, Yutaka Matsumi, Kenichi Tonokura, Akinori Takami, Tadashi Imamura, Masahiro Kawasaki, Toshihide Hikida, and Akio Shimono, “Characterization of aerosol particles observed in the Tokyo metropolitan area in summer 2008 by two different particle mass spectrometers”, Aerosol Sci. Tech. 45, 315-326 (2011).
  • Shun Miyano and Kenichi Tonokura, “Mid-infrared Spectroscopy in the ν3 band of the hydroperoxyl radical using a continuous wave quantum cascade laser”, J. Mol. Spectrosc. 265, 47-51 (2011).

総説・解説書等 2011年以降

  • 戸野倉賢一,秦寛夫,”自動車の排出ガス・粉じんと大気環境―第6講 駐車時と給油時における燃料蒸発ガスの評価と実態把握”, 大気環境学会誌,55,A1-A7 (2020).
  • 戸野倉賢一,”自動車排気の質量分析計則技術”, 計測と制御,57,354-357 (2018).
  • 戸野倉賢一, ”船舶が引き起こす嵐の海”, パリティ (2018).
  • 戸野倉賢一,”大気化学における光を用いた計測・分析技術の新展開”, 大気化学研究,34,8-11(2016).
  • 戸野倉賢一,”高感度レーザー吸収分光法による大気微量ガス成分の検出”, 光アライアンス,26,28-31(2015).
  • 戸野倉賢一,”燃焼場における多環芳香族炭化水素とスス粒子の生成過程”, エアロゾル研究,29,5-9(2014).
  • 山岸明彦,吉村義隆,長沼毅,宮川厚夫,出村裕英,豊田岐聡,本多元,小林憲正,三田肇,大野宗祐,石丸亮,小林 喬郎,戸野倉賢一,石上玄也,佐々木晶,宮本英昭,”火星生命探査機器群提案-細胞、ア ミノ酸、メタン検出を目的とした-”, 日本惑星科学会誌,21,276-282 (2012).
  • 戸野倉賢一,”光を用いた大気環境計測技術”, 光学,41,2-8 (2012).
  • 戸野倉賢一,田中光太郎,”近赤外レーザーを応用した安定炭素同位体計測法の開発”, ケミカルエンジニアリング,57,12-16 (2012).
  • 戸野倉賢一,”光イオン化質量分析による環境計測”, ぶんせき,444,720-724 (2011).